先日トヨタ自動車の取引先企業がサイバー攻撃を受け、トヨタ自動車は国内全14工場の稼働を停止するという事態に追い込まれました。
1日で工場は再開したものの、約1万3千台の生産が滞るという事態に陥りました。
今回のサイバー攻撃の手口
今回のサイバー攻撃の手口は、偽メールなどに添付されたファイルを開くことによりウイルスを感染させ、パソコンのデータを暗号化し使えなくするというものです。
復旧と引き換えに、身代金を要求するランサムウェアウイルスを用いた疑いがあるということです。
アメリカのセキュリティー会社の調べによると、ランサムウェアの場合、平均支払額は57万ドル、日本円にして約6600万円にものぼるといわれています。
ウイルスは変化を重ねていくため、専門家によると日々の情報管理対策など、より一層の企業努力が必要だということです。
気をつける必要があるのは企業だけではありません
企業だけでなく、個々の情報管理も大変重要です。
サイバー対策の専門家によると、パソコンに内蔵されているカメラのレンズ部分は、シールなどで目隠しした方が良いということです。
そうしておくことで、万が一パソコンを乗っ取られて遠隔操作された際にも、個人的な映像が流出してしまう危険性を回避することができるそうです。
また公式アカウントを装ったメール配信などにも注意が必要です。
手口も日々巧妙化しています。
身に覚えがないメールに添付されているファイルは開かないなど、日頃から皆さまも注意してまいりましょう。
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